データ活用
データ活用

データ活用に必要なのはデータです!

企業のデータ活用とは、データを事業や業務の意思決定で役に立てることです。

各個人がスマートフォンで情報を収集し、企業がデジタル技術やAIを活用してイノベーションを起こす、迅速に技術変化が起こる現代にデータ活用は必須です。

そのデータ活用にまず必要なもの、それは分析に使えるデータであり、データには外部環境、自社の2種類があります。そして、それをどのように活用しながら、御社のデータ活用を進めれば良いと長目は考えるか?ということを本記事では取り上げます。

データが必要とか当たり前!とか思われがちですが、会社で残しているデータは全てコンピューターから使えないもので、データ蓄積からはじめないといけなかったという話も多いのです。

データ活用のために必要なデータとは?

そのデータ活用に必要なものは何でしょう?

もちろんそれらを分析するツールも必要となってきますが、まず最初に必要なのはデータです。業務を分析するために必要なのは次の2種類のデータです。

  • 外部環境データ
  • 自社データ

外部環境データ

外部環境データは外部動向の変化を知るために必要です。例えば「最近何が売れるようになり、何が売れなくなっている」などの動向を掴んでいる企業と、そうでない企業だと行動に大きな違いが生じます。

このようなデータとして使えるものは、政府などが発表するオープンデータや、データ会社が販売するデータが存在します。

このようなデータは、現時点ではどの企業も活用しているわけでもないため、活用すれば事業の優位性を生み出せるものです。一方で、どの企業でも活用できるため、全ての企業が利用した場合、事業の優位性は生み出せません。

自社データ

自社のデータは、文字通り自社が行った業務から得られたデータです。

このデータは他社が得られない情報なので、多くの企業でデータ活用が行われる将来、優位性を生み出すために必須なデータとなります。データ蓄積はコストがかかるため、将来的にどのようなデータが役に立つか考えながら蓄積する必要があります。

注意していただきたいのは、このデータはパソコンなどで読み取れる形で残しておかないといけないということです。稀に、多くの数値が残っていたが、パソコンなどで読み取れるものではなく、使えなかったというケースもあります。

そのため、データが分析などに利用できる状態で保存されているかは、確認しておいて損はありません。

自社データは、業務の属人性を取り除く可能性を秘めています。これまで、営業の上手い下手は、その営業パーソンの手腕にかかっていました。営業ノウハウの共有は難しく、それゆえ、個人差が大きく出るものとなっていました。

しかし、営業エリア・顧客情報・従業員の行動情報をうまく揃えられれば、そのノウハウを会社の物として蓄積できます。そうすることにより、育成する営業パーソンの成績の差も少なくなり、より事業を効率的に回せるようになります。

データ活用最初のステップ

つまり、これまでデータの蓄積のない企業でのデータ活用の最初のステップの行動は次の2つとなります。

  • 外部環境データを活用する
  • 自社に必要なデータを検討し、収集しはじめる

データのない会社が第一段階でデータ蓄積からはじめると

データがない企業で、自社データが溜まってからデータを活用するとなると、データ蓄積後1年くらいしてから活用することとなります。1年も経つとやる気も失われています。

第一段階は外部データの活用+データ蓄積の検討・開始がお勧め!

長目では、最初の段階ではオープンデータを活用しながら、自社に必要なデータを検討し、蓄積を始めることをお勧めします。

そのメリットは、スタート時点でデータが存在することにより、データ活用の熱が冷めません。また最初からデータを活用することから、そのポイントが掴めるため、データの蓄積に経営陣や現場の考えが詰め込められます。

また、最初の段階ではデータ活用を部分的に進めることをお勧めします。日本はデジタル化後進国であるため、海外の事例を活用してキャッチアップすることにより、コストを少なくデジタル化を成功させられる可能性があります。しかし一方で、日本に合わせたものに変化させる必要もあるため、会社全体で一気に行うことは避けた方が良いと考えられます。

まとめ

以上、データ活用を何からはじめるかを取り上げました。

長目ではオープンデータなどの外部データを活用しながら、自社データの蓄積の検討・開始をお勧めします。

そのようにすると、データの扱いに慣れる期間をうまく作ることができます。

データ収集の自動化などの課題も見え、DXの進行も早められるでしょう。

将来的には外部データと自社データを組み合わることにより、よりデータ活用の威力を発揮できることでしょう。


企業のデータ活用へのオープンデータの活用に関しては、弊社小川が2020年10月のPyCon mini Hiroshimaのプレゼンテーション「中小企業のDXはオープンデータとPythonで!」をご参照ください。

「DX分からん!!」という方も5分で分かるDX

DXを理解して会社を活発に!

世の中には「デジタル・トランスフォーメーション(DX)とか分からん!!」と思われている方も多いようです。「データ分析とどうつながってるのか??」という点に関してはもっと分からんという意見も聞きます。

はい。あとから見ますが、定義もややこしく、難しいので仕方ないです。

本記事では「DXとは何か?」ということに触れたあと「なぜ必要なのか?」、「どう実行するのか?」という点を分かりやすく解説します。

あと、少しだけデータ分析の話も出てきます。

1分で分かる

DXって何?

「デジタル技術を導入したあと、それらを活用して業務プロセスを更新し、新たな価値を顧客に提供することにより、他社に対し競争優位を作ること」

なぜ必要なの?

「社会の変化が速い」

どうやるの?

業務をデジタル化するツールの導入・それらに慣れる段階の「守りのDX」が第1段階、それらを活用して新たなビジネスモデルを構築する「攻めのDX」が第2段階。

DXの解説

DXって何?

何でしょう?

DXに関しては、令和3年の情報通信白書に定義があります。以下はそこからの引用です。全部入りみたいな感じで、よく分からないということだけ感じてください。

“企業が外部エコシステム(顧客、市場)の劇的な変化に対応しつつ、内部エコシステム(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること”

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd112210.html

よくわからない。ということで、かみ砕くと次のような感じでしょうか?

  • 社会の変化が速い
  • その変化に対応するため、組織も変わらなければいけない
  • 時代の変化に合わせたツールを導入する
  • それらを生かして、ネットとリアルの両面から顧客体験を変えるようなビジネスモデルを構築し、そのビジネスモデルを競争上優位性を持つものに作り上げる

つまりDXとは、「デジタル技術を導入したあと、それらを活用して業務プロセスを更新し、新たな価値を顧客に提供することにより、他社に対し競争優位を作ること」と定義できます。

なぜ必要なの?

「なぜDXが必要なのか?」との問いに対する回答は、「社会の変化が速い」という点にあります。

皆さんの行動も変わっています。スマートフォンが存在しなかった時代、モノを買う行動は、次のようになっていました。

  • テレビで見たものや友達が持っているものが欲しくなる
  • お店に商品を探しに行く
  • 欲しいものがない場合、違うお店に行く
  • 複数店舗に存在したら価格を比較し、購入する

しかし、ほとんどの人がスマートフォンを持つ今では次のように行動が変化しています。

  • YoutubeやTikTok、テレビで見たもの、友達が持っているものが欲しくなる
  • スマートフォンで欲しいものを調べる
  • 存在する店舗での価格を比較する
  • ネットまたは実店舗で購入する

このように行動が変化しています。良い商品を行動に合わせて提供するためにも、デジタル技術を活用し、商品を提供することが必要とされます。

また、これまで大衆の欲望をくすぐる代表的なメディアといえばテレビでした。しかし、現代ではmixi、twitter、facebook、instagram、tiktok、amazon、楽天など素早く変化しています。

状況の変化を素早く確認し対応するために、DXが必要です。

どうやるの?

みんなで協力して進めましょう!

DXとは「デジタル技術を導入したあと、それらを活用して新たな価値を顧客に提供し、他社に対し競争優位を作ること」であると述べました。とすると、DXは次のような2段階に分解できます。

①.  デジタル技術を導入する(ツール導入)

②.  それらを活用して新たなビジネスモデルを構築し、運用する

情報通信白書では、①をデジタイゼーションと呼び、②をデジタライゼーションと呼んでいます。これも分かり難いですね。というわけで、世間では①を守りのDX、②を攻めのDXと呼ぶことがあります。本記事では後者の呼び方を採用します。

守りのDX

守りのDXは、既存の業務にデジタルツールを組み込む段階です。紙で管理していたものを電子化したり、エクセルをクラウドで使えるエクセルにしたりします(ツールの導入)。情報をデジタル化することにより、属人性がなくなり多くの人の手で触れられるようになります(情報のデジタル化)。

デジタル化された情報はPCで扱えるようになります。こうなるとデータの分析などが簡単に行えるようになり、データが活用できる環境となります(データ活用)。

既存業務の情報をデジタル化するツールを導入することにより、データ活用する環境を作る。そして、得られるデータを活用して業務の効率化を図る段階。それらを使うのに慣れる段階とも言えます。

攻めのDX

デジタル化された情報(データ)を活かして、既存の業務の改善・新たな業務を創出します。デジタル技術を使いこなして新たな価値を生み出す段階とも言えます。

データ分析・活用

情報がデジタル化されると、そのデータを分析できるようになります。

そして、そこから得られた傾向などが、ビジネスモデルの変革に活かせます。

データの分析は継続的に行い、施策の修正や新たな需要の発見などにつなげます。

まとめ

おわかりいただけましたか?

以上、DXの「なに?、なぜ?、どう?」の3つの疑問に答えました。

企業でDXを実行する上で難しいのは、最初のツールの導入からデータを活かし始める段階です。逆にツールに慣れ、データがいかせると、社員の方から意見が出て新たなビジネスモデルが創出されます。

「DXをやってみたい」と思われた方は、お気軽に京都のデータテクノロジー会社、長目にご相談ください。御社に見合ったツールやデータ活用方法までを、オーダーメイドでコンサルティングさせていただきます。