企業の具体的なDXの取り組み方(1. 企業はどのように取り組むべきか?)
企業の具体的なDXの取り組み方(1. 企業はどのように取り組むべきか?)

企業の具体的なDXの取り組み方(1. 企業はどのように取り組むべきか?)

以前、「「DX分からん!!」という方も5分でわかるDX」という記事を長目ブログで書きました。しかし、「読んだけどイマイチ分からない」との声をいただきました。というわけで、今回はデジタル化やDXをより分かりやすく記事にしたいと思います。

今回は次のような3部作になります。

  1. 企業はどのように取り組むべきか?
  2. マクドナルドで考えたデジタル化
  3. デジタル化・DXを自社に落とし込む

本記事は1の「企業はどう行動すべきか?」となります。

自社ですべて行える企業の方は、頑張ってデジタル化に取り組んでいただければよいですし、手助けが必要と思われる企業の方は、お問い合わせより長目にご連絡いただけますと幸いです

企業はどう行動すべきか?

「DX、デジタル化とか言われても何をしたらよいか分からない。」というお話を聞きました。確かに、DXなんて言葉だけが躍っている現状、そのように考えられる方も多いでしょう。

そのような場合は、次のように考えてみてください。

「現在行っている業務の流れの中で、コンピューターに作業を行わせると楽になる部分はどこですか?」

このような質問を行うと、「コンピュータが何ができるか分からない。」という答えが待っているかもしれません。その部分の知識を長目のようなデジタル化をお手伝いするコンサルタントが担います。

今回はコンピュータが何ができるか分かっているという前提で、企業がどのように行動すべきかを考えます。

まずは業務をすべて把握する

企業がデジタル化で行う第一段階は、自社の業務をすべて把握することです。

これにより、業務で発生する手間も確認できます。手間が想定できない場合は、業務を担当している方に聞いてみましょう。もしかしたら、個々の担当の方は「デジタル化すれば作業がこのように楽になる」というイメージをお持ちかも知れません。

企業で行われている業務工程数は、経営者が思っている以上に多い可能性があります

業務プロセスのデジタル化を検討する

第二段階では、把握した業務プロセスをデジタル化することを検討しましょう。人が継続的作業を行うコスト、デジタル化のコストも考慮しましょう。人の行うコスト(今後かかる時給)とデジタル化のコストを比較すると、案外デジタル化した方が安いことが多いです。

一方でコストの安いものをすべてデジタル化すればよいかというと、そうではありません。コストのみではなく、自社の持つ価値を考慮してデジタル化に取り組みましょう。

たとえば、お客様との触れ合いを重視している企業なのに、デジタル化した結果、触れ合いがなくなってしまうことになると、自社の価値が提供できなくなります。

そのため、デジタル化検討の際には、自社の重視する価値観も必ず資料の見える場所に書いておくことをお勧めします

小さな部分から取り組み始める

検討の結果、「多くの箇所でデジタル化による生産性の向上がのぞめる」という結論が出たとします。そのような際に、いきなり全部の部分でデジタル化に取り組みはじめると、そのデジタル化は失敗する可能性が高いです。

「生産性の向上がのぞめるのだから早くやるべきでは?」と考えられるかもしれませんが、次のような理由から小さな部分から取り組むべきだと、長目では考えています。

  • 1. 業務プロセスの変更は思っている以上に従業員の方への負担が大きい
  • 2. 生産性向上の可能性が高い一方で、失敗の可能性もある

次にその詳細を見てみましょう。

従業員の方への負担が大きい

新しいことに取り組む場合、慣れ親しんだことに取り組むよりも、作業に時間がかかったりするものです。そのため、一度に多くの部分を変更してしまうと、効率化の前に作業への負担が大きくなり過ぎてしまいます。結果、中々作業に慣れられず、ミスも出て、労働環境が劇的に悪化してしまう。ということも考えられます。

そのため、生産性の向上がのぞめるような施策でも、従業員の方への負担を考慮して、小さな部分からデジタル化をスタートさせましょう

失敗の可能性も考慮する

生産性の向上がのぞめるデジタル化ですが、多くの会社で上手くいっていても、その企業ではうまくいかない可能性もあります。一度に多くの変更を行い、いくつかの部分で不都合があると通常業務が滞る可能性があります

そのため、小さな部分から取り組みをはじめましょう。

最初に失敗した場合

デジタル化に失敗した場合どうすべきか?という点ですが、まずは導入の失敗を中立的な視点から振り返りましょう。

振り返りといえば、責任の追及になりがちですが、それはやめましょう。実際にどのようなことが発生し、失敗となったのかを検討します。そうして、失敗原因をケアして、次のデジタル化のチャレンジに進みます

デジタル化に失敗したのだから、もうデジタル化はやっても仕方がないと思われるかもしれませんが、生産性をあげるためにはデジタル化は進めるべきです。

まとめ

以上、本記事ではDXやデジタル化に、企業がどのように取り組むべきかをとりあげました。

取り組み方は次のようになります。

  • 自社の業務をすべて把握する
  • デジタル化が有効な部分を探す。その際には自社の価値を考慮する
  • 小さな部分からデジタル化を始める。従業員の負担も小さく、失敗のダメージも小さくなる
  • 失敗した場合、その事象を振り返る
  • その反省を次のデジタル化に活かす

次の記事では、よりデジタル化を具体的に考えるために、マクドナルドのデジタル化について考えたことをとりあげます。

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