クイズの内容と解答
出題
長目クイズ、2022年3月22日分の出題は、日本円の実質実効為替レートの変化を問うものでした。
皆さんからの回答
今回の投票数は8票でした。投票ありがとうございます!
正解
そして、正解は??もっとも解答が多い47%でした。
元データを観察
BISのサイトに1994年から2021年までの60か国の実質実効為替レートのデータがあります。
https://www.bis.org/statistics/eer.htm?m=2676
このデータは2010年の実効為替レートを100としたものです。2021年の値を確認できるよう、棒グラフを作成しました。日本円のランクはボトムから5位となっています。トップ3は中国、アイスランド、香港となっており、中国勢の購買力が強くなった実感を裏付ける結果となっています。
次に、ピックアップした6か国の実効為替レートの1994年から2021年の推移を確認します。中国と日本の逆相関、米国・韓国の盛り返しなど、興味深い動向が分かります。
まとめ
日本円の実質為替レートの推移を問うクイズでした。皆さんどのようなことを感じられたでしょうか?
最近いただいた意見には、「日本の物価が安定していた20年だったので、購買力の低下をそれほど感じていなかった。そのため、現金を保有して満足していた。海外からの仕入れを考えると、このような購買力の低下が起こっていることは分かっていたが、これほどだったとは」というようなものがありました。そして、現在、定常が変化するタイミングにあります。
現在は、変化に対してどのように企業が行動すべきかを、データを基に考え、実行に移すフェーズであると長目では捉えています。変化の激しい局面で、企業はその変化を捉えるために、データを活用すべきです。
長目では企業が競争力を維持するために、どのように資金を管理すべきかとの見解も提供しています。長目の考え方は次のブログでご確認ください。
一方で、必要なデータを探すとなると、かなりの時間が必要になります。また、分析する人材の育成も必要です。長目では、このようなデータ活用のアドバイスを提供しています。最初のウェブミーティングは無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。