Chomoku Weekly Letter: Week1
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このレターでは、経済・テクノロジー・文化・環境で気になったニュースを毎週取り上げ、コメントします。

今回のレポートでお伝えしたいポイントは次の3点です。

  • 世界的に物価上昇の動きが起きており、それは一時的な流れではない。企業はその動きに合わせるため、行動を変える必要がある。
  • 企業行動として変更すべきは、資金管理面と収益性を求める行動の可能性がある。資金管理面では、銀行に資金を置いておくだけでは、購買力などの競争力を失う可能性がある。収益性はデジタル化により大きく向上できる、チャンスな局面にある。
  • データは、状況を早く知り、行動を起こす基盤となる。

現在の長目の注目点

現在、長目で注目しているのは、次の3つのトピックです。

  • インフレ / 物価上昇
  • 岸田政権の新たな政策
  • テクノロジーの社会での活用

創刊の本記事では、物価上昇にフォーカスし、企業が考えるべきことを取り上げます。2021年物価が上昇しはじめた時は「一時的な現象である」というのが世界的なコンセンサスでした。しかし、今年もその流れは継続しています。

世界的な物価上昇の動向

物価上昇の原因に目をやると、まずはコロナ禍の緩和的な金融政策、財政政策が挙げられます。それに加えて、サプライチェーンの大きな変化やSDGsなどの環境シフトが、物の価格を上げる方向に働いているようです。

最近では、SGDsなどの環境重視によるインフレーションは、環境配慮のグリーンと組み合わせ、グリーンフレーションと呼ばれています。

中央銀行は、慌てて緩和的な金融政策の引き締めに動いています。FRBは3月に政策金利を引き上げるというのが主流な見方となり、ECBも引き締めに動くのでは?とみられています。豪州では緩和の終了が決定、英国では金利が引き上げられています。

日本の物価動向

さて、日本はどうなるでしょう?

ということで、今週は野村総研の木内さんのレポートをピックアップ記事として取り上げました。この記事の注目点は次の3つだと、弊社では考えています。

  • 現状、日本の消費者物価指数は前年比若干プラス程度だが、携帯電話通信費の値下げの効果が落ちる4月には2%前後となる。
  • 一方で、日本のサービス価格は上昇しておらず、給与も上がっていない
  • 頻繁に購入する品目の価格はかなり上昇しているため、消費者は実態以上に物価の高まりを感じる。それゆえ、個人消費活動を下ぶれさせる

法人企業の物価は昨年から上昇が継続しており、12月の速報は前年比+8.5%となっています。

そのため、急激に物価が落ち着く可能性は低いでしょう。

そのような状況下で給与が上がらないと、日本はスタグフレーション、景気悪化+物価上昇という最悪の環境になる可能性も考えられます。日本は多くのものを輸入に頼っているため、金融緩和は為替安 => 物価上昇 => より消費が縮むという悪循環が待っています。そのため、岸田政権は給与を上げるように政策を持っていこうとしていますが、どうでしょうか?

資産管理:企業には、これまでとは異なる行動が求められる環境となる可能性も

その際に、企業としてどう行動していくべきか?これまでのデフレ環境下では、銀行にお金を置いておくだけで、問題はありませんでした。なぜなら、世界中でものの価格が落ち着いていたからです。

しかし、今後はこれまでみたように、環境が変化する可能性が出てきました。そのためこれまで考えなくてもよかった、資産配分の問題が出て来ると長目では考えています。そのため長目では、今年より資産配分のコンサルティングもはじめます。

デジタル化はキャッチアップフェーズであり日本企業にはチャンスである

そして、企業は稼ぐ力も維持しなければなりません。長目では、デジタル化で出遅れている日本企業には、この辺りもチャンスがあると考えています。日本企業は現在、デジタル化で大きく他国に遅れていますが、そのような技術は海外で多く使われ、現在安く使えるようになってきています。

つまり、外に多くの事例があるため、自社にどのように当てはめられるかがわかりやすく、コストも安く導入できるという、最高の状況が揃っているのです。それを、既存の組織に導入するのは少し苦痛が伴いますが、最初は小さな部分から始めて広げることにより、苦痛は小さく済むでしょう。

デジタル化により効率化できる部分は多くあります。しかも遅れている分、その効果はコストを大きく上回ります。

物価上昇データ

ところで、ここまで証拠が出ていないじゃないか?という気持ちになられたかもしれません。皆さんのデータを見たい欲をそそるために、最後にしてみました。

データがないままインフレと言われても「ホンマかいな?」というのが本心でしょう。実際世界のCPIは次のように動いています。欧米のインフレ率が高く(4-7%)、アジアはまだそこまで高くない印象(0%台〜4%)です。

下の各国のCPIのグラフは右の国名をクリックすると、その国のグラフが消えたり現れたりします。(powerd by plotly.py)

まとめ

初めてのレポートということで気合が入りすぎて長くなりました。

その他のニュースとしては、北広島市のその場に行かないと買えないNFTが気になりました。長目のNFTも絶賛発行中です。無料なので、是非お受け取りを!!!

このようにこのレポートでは毎週、経済とテクノロジーを組み合わせ、企業の経営などを考えていきます。下は今週気になった記事です。それではまた次週!!!

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