2021年の会社設立数は例年より多い?
2021年の会社設立数は例年より多い?

2021年の会社設立数は例年より多い?

合同会社長目の小川です。最近、蚊に嚙まれ過ぎて寝不足気味です。そういや昔、「蚊には刺されるだろ!」とつっこまれました。関西では噛まれるで良いと思いますが、皆さんの地域ではいかがでしょう?

関西では大丈夫とか言いながら、確認したこともないので、もしかしたら私だけかも知れません。ご意見いただけますと幸いです。

本日はたまたまデータを眺めていて、会社の設立がめちゃ増えとるやないか!!と驚いてブログを書こうと思った次第です。とりあげるのは、会社の登記統計です。

登記統計とは

e-Statのページに概要があるので引用します。

登記統計は,法務省の取り扱っている事務のうち,法務局及び地方法務局の取り扱った登記事件等(不動産登記,商業・法人登記等)に関する統計報告を集計したものである。

e-Statのページ

なんかいきなりからおっかなそうですね。

商業・法人登記は法務局のページに次のように書かれています。

商業・法人登記の制度とは,会社等に関する取引上重要な一定の事項(商号・名称,所在地,代表者の氏名等)を,法務局の職員(登記官)が専門的な見地から審査した上でコンピュータに記録し,その記録を一般の方に公開することによって,会社等の信用維持を図るとともに,取引の相手方が安心して取引できるようにすることを目的とするものです。

商業・法人登記は法務局のページ

合同会社 長目も登記していますが、会社の信用のために行っているということですね。

というわけで、本日扱うデータは会社に関して登記が行われたデータということになります。

2021年に入って会社の設立が増えている!!!

登記統計にはいろいろなデータがあり、それぞれ面白いのですが、本日は設立だけにフォーカスします。

設立の項目は、新たに設立された会社の登記が多く含まれると考えられます(注: 「設立」には,合併,商号変更,組織変更,種類変更,会社分割によるものが含まれます)。4月のデータが最近発表になったのですが、その件数はこれまでにない伸びとなっていました(表1)。

表1: 毎月の会社設立数

4月は元々会社の設立が多いのですが、それでも最高水準は2014,2016年の1万1,400~1,500件程度でした。それが2021年4月は14,290件となっていました。

昨年4月は新型コロナウィルスの影響から10,020件と減少していたため、前年比にすると40%超の増加となっています(表2)。

表2: 会社の登記(前年比)

前年比だと、新型コロナウィルスの影響もあるため、2年前比を加えたグラフも作成しました。2年前比は赤色の棒なのですが、そちらも大きく増えていることが分かります(表3)。

表3: 会社の登記(前年比、2年前比)

各年の4月までの合計を見ても、2021年は会社の設立が多いことが分かります(表4)。

表4: 各年の4月までの会社設立数

ちなみに時系列から季節性などを除くと会社の設立は増加トレンドにあります(表5の2段目)。この場合、始点が2009年とリーマンショック直後という影響もあるでしょう。

表5: トレンド分析

まとめ

新型コロナ禍でも、虎視眈々とチャンスを狙う動きがあると感じられるデータをとりあげました。

弊社でもデジタル化をチャンスとしてとらえ、働く人を増やす方向に舵を切っているのですが、まったりしていられないなと感じさせられました。昨年4,5月の減少分が今年の4月に固まっているだけの可能性も否定できませんが。

合同会社長目では、このような政府発表のオープンデータを使いやすく加工したものを提供したり、御社のデータをどのように活用するかなど、データ活用と課題解決のお手伝いをしております。

ご連絡は、お気軽にお問い合わせにご入力ください。

今回利用のデータ: 法務省 登記統計 会社及び登記の種類別 会社の登記の件数(e-Stat)

Follow Chomoku!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP