日銀短観業況判断DIダッシュボードを作成した
日銀短観業況判断DIダッシュボードを作成した

日銀短観業況判断DIダッシュボードを作成した

各業界の企業動向を手早く知りたいときに、使える経済指標の一つに日銀短観があります。

これを手早く、網羅的に観察したいと思ったのですが、サイトにあるグラフは次のような感じでPDFに載せられたものでした(表1)。概観は手早く理解できるものの、網羅的にというのがちょっと見れないように感じました。

表1. 日銀短観2021年3月のPDFより(https://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2021/tka2103.pdf)

日銀短観をあまりご存じない方ように、どのようなデータがあるかを紹介しておくと、次のような感じで企業の規模と業種別の業況感が示されています(表2)。そして、このデータは1970年代から調査されています。そのため、過去にさかのぼったデータも見れるようにしたいと考えました。

表2. 日銀短観2021年3月のPDFより(https://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2021/tka2103.pdf)

そこで、次のリンク先にダッシュボードを作成しました。

URL: https://chomoku.herokuapp.com/

それでは、使い方を見ていきます。

DI比較散布図

最初の散布図はDIの比較をするものです(表3)。最初の状態では、最も新しいデータ(現時点では2021年3月)の実績DIをX軸に、予測DIをY軸に置いたものが表示されます。伸びている45度線を上回っていると実績よりも予測値の方が良い(つまり業績の改善を見込んでいる)業界であることが分かり、下回っていると逆のことが言えるようになっています。

表3. DI比較散布図(https://chomoku.herokuapp.com/ より)

さて、上の三つのドロップダウンを更新すると、表示されるデータも変化します。今だと気になるのはコロナ直前の実績と、最新(2021年3月)の実績の変化でしょうか?

表4. コロナ前と直近の実績DIの比較(https://chomoku.herokuapp.com/ より)

表4を確認すると、悪化しているものも多い反面、改善している業種があることが分かります。そのような場合は、表5のようにマウスをホバーすると、その業種と数値が確認できます。

表5. ホバーするとデータの詳細が見れる

DIヒストリカル(折れ線グラフ)

表6は各指標のヒストリカルデータを表示するものです。初めは1種類のデータしか表示できませんが、ドロップダウン追加のボタンをクリックすると、ドロップダウンが新たに追加され、表示できるデータの種類が増えます(表7)。

表6. ヒストリカルデータが表示される。ドロップダウン追加のボタンをクリックすると・・
表7. ドロップダウンが追加され、表示されるデータの種類も増えます

もし、見たいデータを減らしたい場合は、グラフの右横にあるレジェンドをクリックすると、クリックしたデータが非表示となります(表8)。

表8.消したいものをクリックするとグラフが非表示となる

以上のような感じで、見たい規模、業種を選択し、ヒストリカルなDIを見ることができます。

各業種の実績・予測の推移

最後に確認できるのが、各業種の実績と予測の推移です。グラフの上にあるドロップダウンで規模・業種が選択でき、グラフにはDIの実績と予測値の推移が表示されます(表9)。また、散布図追加ボタンをクリックすると、グラフとドロップダウンが追加され、それぞれで見たい業種の実績と予測値の推移が確認できます(表10)。

表9. 各業種の実績・予測値のヒストリカル推移が一目で確認できる
表10. ボタンをクリックすることで、グラフが追加でき、それぞれに異なる業種が表示できる

このように、ドロップダウンだけでDIを深堀できるツールを作成し、見たいものがすぐに見れる環境を作成してみました。皆様も是非一度使ってみてください。

URL: https://chomoku.herokuapp.com/

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